UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグで採用されている審判5人制(第4審判もカウントするなら6人制)。

主審と副審2人に加えて、ペナルティエリア内のプレーを集中してジャッジする追加副審(additional assistant referees)を両チームのゴールライン付近に1人ずつ配置することで、(得点に関わる重要な場面で)より正確なジャッジングを促すものである。

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そんななか、UEFAヨーロッパリーグでのとあるシーンが物議を醸している模様。 準々決勝進出をかけたラウンド16 AZ対アンジの第1戦前半、アウェイのアンジが相手ゴール前に攻め込むと・・・

 

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アンジFWアレクサンドル・ブハロフが放ったヘディングシュートにAZのGKエステバン・アルバラードが反応し、懸命に右手を伸ばすもボールもろともゴールイン…

のはずが、すぐそばで見ていたはずの追加副審は一瞬手を上げたものの結局はノーゴールのジャッジ。映像で見る限りボールはゴールラインを割っているように見える。この日のジャッジを担当したのはイタリア人審判団で、追加副審はパオロ・マッツォレーニとアントニオ・ダマトの2人だった。

アンジはこの後、ハンドによるPKを相手に決められて失点するとこれが決勝点となり0-1で敗れている。

試合後、アンジのガジエフ監督は問題のシーンについて「審判が(ゴールと)みなさなかったなら(ゴール)ではない」と話したものの、ブハロフは「ゴールは明らかだった」と述べたという。なお、第2戦は20日に行われる予定。

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