世界で愛される玩具、レゴブロック。

シンプルながら奥が深いその遊びは世代を問わず高い支持を得ており、現在日本では映画も上映されている。

Qolyではこれまでにもレゴでサッカーを表現した作品をいくつかご紹介してきたが( ベッカムのキャリア98年W杯UCL決勝戦2013年コンフェデ杯etc.)、このほど英国から新たな芸術が届いた。

その主人公とは、昨日英国メディアを最も騒がせたあの指揮官なのであった。

こちらは、レゴが展開する屋内型テーマパークで、マンチェスターにある『レゴランド・ディスカバリーセンター』が制作したモイーズ監督のレゴアートである。

オールド・トラッフォードと思わしきスタジアムの前で、一人寂しくタクシーを待つ男性。…そう、昨日解任報道がなされたマンチェスター・ユナイテッドのディヴィッド・モイーズ監督である。

キャプションには「#TaxiForMoyes?」と記されており、これからチームを去ろうとするモイーズ監督に別れを告げるかのようなテイストとなっている。

ちなみにこの「Taxi For~」という表現だが、英国のフットボール界では近年よく耳にするフレーズである。

未だ人々の記憶に新しい2010/11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、トッテナム・ホットスパー対インテル戦。

当時世界最高のサイドバックと称されていたインテルのマイコンを、トッテナムのギャレス・ベイルが文字通り“チンチン"にした際、ホワイト・ハート・レーンのサポーターが歌った“Taxi For Maicon"というチャントが英国中に広がったのだ。

「マイコンはベイルに走らされてもう帰れないからタクシーを呼んでやってくれ」―。そんな意味が込められている。

解任報道から一夜明けた22日、ユナイテッドはモイーズ監督の退任を正式に発表した。モイーズ監督はユナイテッドの監督史上3番目に短い就任期間だったというが、彼の前に次なるタクシーは現われるのだろうか?