プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは、マンチェスター・ユナイテッドを解任されたデイヴィッド・モイーズ氏に興味を示しているようだ。
『London Evening Standard』によると、トッテナムのダニエル・レヴィ会長はユナイテッドで辛酸をなめた50歳の指揮官を今も熱烈に崇拝しており、2012年にトッテナムがハリー・レドナップ(現QPR監督)を解任し、アンドレ・ヴィラス=ボアス(現ゼニト・サンクトペテルブルク監督)を就任させる前にも彼の招聘を考えていたという。
モイーズ氏は火曜日に10ヶ月間にわたって務めてきた“赤い悪魔”の監督を解任されたが、彼は失った評判を取り戻すため、すぐにでも現場に復帰するであろうと思われている。
トッテナムはシーズン途中に就任したもののチームを大きく向上させることができなかったティム・シャーウッド監督をこの夏に解任する予定で、新監督の品定めをしている最中だ。一時はルイス・ファン・ハール監督の就任が濃厚とみられていたが、現在オランダ代表を率いる名将はユナイテッドの次期監督としても名前が挙がっており状況が変わってきている。
そうした中で、新しいスタジアムの建設計画を進めるトッテナムがモイーズ氏を迎え入れられるかどうかは契約金が鍵になるだろうと伝えられている。