5月8日、『BBC』は「ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)に違反したとされるマンチェスター・シティは、UEFAとの和解交渉が金曜日までに合意に達しない場合、裁判に持ち込まれる可能性がある」と報じた。
先日UEFAはFFPに違反している可能性のあるクラブが76にのぼると発表。最終的には9つのクラブが制裁を受けることになる可能性が示唆された。
しかし一方でプラティニ会長は「チャンピオンズリーグから閉め出されるクラブは存在しない」と話し、最大でも金銭的な取引や制限による罰則が課されることを明かしていた。
パリ・サンジェルマンとともに悪質なケースとされたマンチェスター・シティは、5000万ポンド(約86億円)の罰金処分を言い渡された。その後、細かい制裁の条件についてUEFAと話し合っていたものの、それがまだ合意に達していないという。
記事によると、これが金曜日までに合意に至らなかった場合は、判断は国際スポーツ裁判所に持ち込まれることになるという。
とはいえ、これまでのケースを考えれば、裁判に時間がかかる場合は処分保留になる可能性が考えられる。またチャンピオンズリーグでの登録人数制限も言い渡されているため、7月中に裁定が下らない限り難しい状況になるだろう。