アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、CL決勝へ進出しているレアル・マドリーのレギュラーFW、カリム・ベンゼマの獲得を計画しているようだ。
『Punto Pelota』によると、来季に向けて前線の補強を目論むヴェンゲル監督にとって、ベンゼマはまさに「夢の契約」である。ブラジルW杯においてフランス代表の中心的役割を果たすであろう26歳のストライカーにマドリーは5000万ユーロ(およそ70億円)の値をつけているが、アーセナルは今年7月から始まる5年間の長期契約をPumaと結んだことで資金を確保しており、金銭面の心配はなさそうだ。
しかし、マドリーのコーチはフランスの英雄ジネディーヌ・ジダンが務めており、彼がベンゼマに与える影響力を考えると交渉は難航するだろうとヴェンゲル監督は考えている。
同メディアによれば、ベンゼマを獲得できなかった場合の代替案として、バルセロナのスペイン代表FW、ペドロ・ロドリゲスというオプションもヴェンゲル監督の頭の中にはあるとみられる。