インテルは公式にエステバン・カンビアッソとディエゴ・ミリートが今季限りで退団することを認めた。
アルゼンチン出身の2人のスター選手は2010年のトレブルを達成した選手。しかし、契約は来月の6月30日で終了し、フリーエージェントとなるとのこと。スポーツディレクターのピエロ・アウジリオがプレスカンファレンスで以下のように語っている。
「カンビアッソとは非公式だが毎日話をしたよ。友人としてね」
「今日、一緒に未来について話していた時、彼と私の間には難しい瞬間があった。戦略、リニューアル、若返りなどの理由により、彼はスカッドに残れなくなる」
「我々は新しい契約を提示しなかった。彼はそのことについて理解していたし、遅かれ早かれ我々の所に戻ってくるだろう」
33歳のカンビアッソは2004年の7月にインテルにやってきた。そして10年に渡ってインテルに貢献した。インテルでは今季限りでハビエル・サネッティが退団する。サネッティもカンビアッソと同じように新しい契約をオファーされず引退を決断した。そして、ミリートは母国アルゼンチンへ戻る方向のようだ。アウジリオはミリートについて以下のように語っている。
「変わる方が好ましいと互いに言い合ってきた。彼はわかっている。ミリートは何も問題を起こさなかった。彼はプロフェッショナルであり、我々のクラブのカラーを愛しているよ」
「明日、彼を主役とし、共に勝利したい。それが最高の結末となるだろう」
「偉大な成功を築き上げた彼らのような重要な選手たちに別れを告げる時は、明らかに失望するし、なんだか不安になる。インテルはこれらの決定に責任を負う。たとえそれらが不人気で困難であったとしても」
「我々は未来を見据えたクラブであり、新しい時代を迎えたい」
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