5月20日、『Independent』は「ドミトリー・リボロフレフ氏の離婚裁判に判決が下され、慰謝料が45億ドル(およそ5400億円)となった」と報じた。慰謝料としては世界で史上最高額となる。

また、裁判所はスイス・グシュタードにあるスキーリゾート施設、そしてかつて夫婦が居住していたジュネーヴの2つの建物、さらに13歳になる娘アンナの親権について妻に譲渡することが命ぜられている。なお、スキーリゾートの市場価値は8600万ポンド(およそ146億円)であるとのこと。

ドミトリー・リボロフレフ氏は炭酸カリウムの流通で資産を形成したロシアの大富豪として知られており、「肥料の王」と呼ばれている。2011年12月には当時フランス2部・リーグドゥに在籍していたASモナコの株式の66%を取得し、オーナーとなった。2014年のフォーブスによる調査では世界第147位の富豪であり、88億ユーロ(およそ1兆2300億円)の資産を所有しているとのこと。

ドミトリー氏と元妻のエレナ・リボロフレヴァは大学生時代に出会い、1987年に結婚。2008年に離婚の訴訟が開始され、5月19日に判決が下された。

なお、ドミトリー氏側の弁護士は上訴する方針であることを明らかにしている。