30人の登録メンバーが締め切られた13日以降も続々と23人の正式メンバーが発表され、ワールドカップ本番を目前に少しずつ緊張感も高まってきているが、ここで16日にFIFAから発表された全登録メンバー958人(ウルグアイは28人)の公式データを元に、日本が戦うグループCを数字で比較してみよう。
※データは基本的に予備メンバーを含む30人を対象としたもので、身長・体重はFIFAに掲載されていないためQoly調べとした
※赤字が最高値
※キャップ数は16日時点、年齢は開幕時点でのもの
1.海外組の総数
かつてに比べ海外組が急増した感のある日本だが、総数で見るとこのグループでは最下位の13人となった。フランスを筆頭に今や選手の輸出大国となっているコートジボワール、特に近年欧州での活躍が目覚ましいコロンビアはほぼ全員が海外組で、前者がDF-FW、後者がMFとそれぞれ長所としているポジションの数が多いことが分かるだろう。
2.身長
平均身長は日本とコロンビアがほぼ同じで180cmに満たず、やはりギリシャが高い数値を記録した。巷ではほとんど強調されていないがコートジボワールのFWの数値も特筆すべきものである。
こちらは各国の最も大柄・小柄な選手の一覧で、「最長身プレイヤー」は上がGK、下がフィールドプレイヤーとなっている。
日本はGKが林卓人、フィールドプレイヤーではDFの吉田麻也が最も大きく、最小はスーパーサブとして期待される齋藤学となった。林は予備登録メンバーのため、23人で最も長身のGKは187cmの権田修一である。コートジボワールは958人の登録メンバーで最も長身のラシナ・トラオレ、反対に下から数えてトップ10に入るアルトゥル・ボカを同時に抱えている。
続いて年齢構成とキャップ・ゴール数について見ていこう。