3.年齢
平均年齢は4ヶ国ともほぼ同じだが、32ヶ国全体の平均は約26.7歳のためやや高めのグループとなっている。
全体的にもポジション別でも特に目立ったところはないが、38歳ジェペス、35歳ペレアを擁するコロンビアDFの平均年齢はやはり高い。
個別に見ていくと、日本は2006年大会から3大会連続出場の遠藤保仁が最年長。最年少は予備登録の南野拓実だが、23人のメンバーだと酒井高徳で23歳。
コートジボワールはエースのドログバ、ギリシャはユーロ2004優勝メンバーのカラグニス、コロンビアは1998年大会のメンバーで958人全員のなかでも最年長のモンドラゴンとなった。
4.キャップ&ゴール数
こちらは平均cap(出場試合)数と平均ゴール数の数字を全体とポジション別に表したものである。
1人当たりの平均cap数は日本がトップで35試合。継続して同じメンバーで戦ってきたことが反映されている。また、ポジション別にはどこを長所としているかがよく表れており、日本は中盤、コートジボワールはDFとFWの数値が高い。コートジボワールはFWの得点能力もずば抜けていることが分かる。
32ヶ国の平均が1人当たり29試合4ゴールで、こちらも平均年齢と同じくやや高めの数値となっている。
個別では32ヶ国でも3位の遠藤がキャップ数でもトップに。得点数は日本歴代3位の岡崎慎司となった。
コートジボワールは61ゴールを記録し全体でもクローゼに次ぐ2位に入るドログバがトップ。怪我により出場が危ぶまれているコロンビアのエース・ファルカオは代表での絶対的な地位を獲得してからそれほど年数が経っていないためか、意外にも20ゴールに留まっている。
なお、デビューしていない選手は日本(予備の林、南野)、コートジボワール、ギリシャが2人ずつ、コロンビアが1人となっている。
出場全チームの23人の登録メンバーが決まる3日以降にもまた紹介していく予定なので期待していただきたい。