昨日、16日に発表されたFIFAの公式リストを元に、ブラジル・ワールドカップに登録された958人の所属リーグをその人数順にランク付けした記事を配信したが、今度は所属クラブ別で並べてみた。

今回も各国リーグ(クラブ)の繁栄状況を知るために敢えて予備メンバーを含んだリストを参照にしたことを予めご了承いただきたい。

1位 17人 バイエルン・ミュンヘン(10)-ドイツ

2位 16人 マンチェスター・ユナイテッド(10)-イングランド

3位 14人 バルセロナ(6)-スペイン

4位 13人 レアル・マドリード(9)-スペイン、ユヴェントス(7)、ナポリ(11)-イタリア

7位 12人 マンチェスター・シティ(10)、リヴァプール(6)、チェルシー(10)-イングランド、アトレティコ・マドリード(8)-スペイン

11位 11人 パリ・サンジェルマン(8)-フランス

12位 10人 インテル(9)-イタリア、アーセナル(8)-イングランド、ポルト(8)-ポルトガル

15位 9人 ミラン(4)-イタリア、シャルケ04(5)-ドイツ、ゼニト・サンクトペテルブルク(4)-ロシア

※カッコ内の数字は所属する外国人選手の数

さすがに錚々たる顔ぶれとなったが、ブンデスリーガ・DFBポカール連覇を達成し、ドイツ代表に7人を送り込む「FCハリウッド」ことバイエルン・ミュンヘンが17人で1位となった。シーズン終盤にデイヴィッド・モイーズ監督が解任されるなどクラブ史上に残る不調のシーズンを送った香川真司所属のマンチェスター・ユナイテッドが2位。そして3位には6シーズンぶりに無冠に終わったものの、ワールドカップ連覇を目指すスペイン代表メンバー7人を擁するバルセロナが入った(バルサBのカメルーン代表フランク・バニャックも含む)。

その他、先日12シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)を制したレアル・マドリード、セリエAで3連覇を成し遂げたユーヴェ、近年復権の兆しを見せているナポリが4位。続いてプレミアを制したシティ、リヴァプールとチェルシーのイングランド勢にCLタイトルをもうあと一歩のところで逃したディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードが7位にランクイン。

以下、エースのズラタン・イブラヒモヴィッチがスウェーデン代表での出場を逃したものの外国人傭兵軍団と化しているパリ・サンジェルマン、長友佑都が所属するインテル、本田圭佑のミラン、内田篤人のシャルケ04などが続いている。

Jリーグ勢では柿谷曜一朗、山口蛍、南野拓実(予備)、ウルグアイ代表ディエゴ・フォルラン、韓国代表キム・ジンヒョンの5人を擁するセレッソ大阪がトップ。リーグ2連覇中のサンフレッチェ広島が4人で続いた。ユナイテッドを除くとやはり国内リーグで強さを発揮しているチームから順当に選ばれていると言っていいだろう。

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