先日 16日、FIFAはW杯本大会の予備登録リストを公開した。

各国より招集メンバーが発表されていたものの、今回初めて明らかになった公式のリスト。

そこには出場32ヵ国958名の予備登録メンバーが記されており、 Jリーグからもセレッソ大阪のキム・ジンヒョン、そしてサガン鳥栖のキム・ミヌの名前があるなどちょっとした話題となった。

一説によると、登録された958選手のうち、実に118選手が現在プレミアリーグでプレーしているそう。これはヨーロッパ最多の数であり、「世界最高峰」という肩書きを持つ同リーグの存在感を示す数字であろう。

日本でも人気が高いそんなプレミアリーグだが、このW杯に出場する各国代表への提供人数を英国『Mirror』がまとめており、これがなかなか興味深いことになっている。


【1位】

イングランド代表:28名

【2位】

ベルギー代表:13名

【3位】

フランス代表:10名

【4位】

ブラジル代表:7名

スペイン代表:7名

オランダ代表:7名

【7位】

コートジボワール代表:5名

ナイジェリア代表:5名

韓国代表:5名

【10位】

オーストラリア代表:4名

ホンジュラス代表:4名

ドイツ代表:4名

アメリカ代表:4名

【14位】

クロアチア代表:3名

カメルーン代表:3名

チリ代表:3名

ウルグアイ代表:3名

アルゼンチン代表:3名

アルジェリア代表:3名

【20位】

ギリシャ代表:2名

日本代表:2名

コスタリカ代表:2名

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表:2名

イラン代表:2名

ガーナ代表:2名

【26位】

メキシコ代表:1名

スイス代表:1名

エクアドル代表:1名

ポルトガル代表:1名

ロシア代表:1名

【31位】

コロンビア代表:0名

イタリア代表:0名

※チャンピオンシップも含む


1位は当然イングランド代表。GKフレイザー・フォースターとFWジャーメイン・デフォーを除く28名が所属している。

興味深いのは2位だ。なんと、ベルギー代表が単独でランクインし、数年前では考えることのできなかった現象が発生している。半数に近い選手がプレミアリーグクラブに属しており、近年のベルギーの躍進を物語る結果となった。

また、目立ったところでいえば韓国は5名の7位。パク・チソンやイ・ヨンピョがプレミアリーグに渡っておよそ10年。今やプレミアリーグで韓国人選手を見ることは決して稀ではなくなった。

日本は香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)と吉田麻也(サウサンプトン)の2名。FIFAランキング3位のポルトガルが1名(ナニ)で、コロンビアやイタリアといった強豪国には1人もプレミアリーグ選手がいないのもおもしろいデータであろう。

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