先日 16日、FIFAはW杯本大会の予備登録リストを公開した。
#WorldCup SQUADS: The provisional squads are now official. See all 32 teams in full here - http://t.co/sdJF6gXSHI pic.twitter.com/2wOYOOAbUZ
— FIFA.com (@FIFAcom) 2014, 5月 16
各国より招集メンバーが発表されていたものの、今回初めて明らかになった公式のリスト。
そこには出場32ヵ国958名の予備登録メンバーが記されており、 Jリーグからもセレッソ大阪のキム・ジンヒョン、そしてサガン鳥栖のキム・ミヌの名前があるなどちょっとした話題となった。
一説によると、登録された958選手のうち、実に118選手が現在プレミアリーグでプレーしているそう。これはヨーロッパ最多の数であり、「世界最高峰」という肩書きを持つ同リーグの存在感を示す数字であろう。
日本でも人気が高いそんなプレミアリーグだが、このW杯に出場する各国代表への提供人数を英国『Mirror』がまとめており、これがなかなか興味深いことになっている。
【1位】
イングランド代表:28名
【2位】
ベルギー代表:13名
【3位】
フランス代表:10名
【4位】
ブラジル代表:7名
スペイン代表:7名
オランダ代表:7名
【7位】
コートジボワール代表:5名
ナイジェリア代表:5名
韓国代表:5名
【10位】
オーストラリア代表:4名
ホンジュラス代表:4名
ドイツ代表:4名
アメリカ代表:4名
【14位】
クロアチア代表:3名
カメルーン代表:3名
チリ代表:3名
ウルグアイ代表:3名
アルゼンチン代表:3名
アルジェリア代表:3名
【20位】
ギリシャ代表:2名
日本代表:2名
コスタリカ代表:2名
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表:2名
イラン代表:2名
ガーナ代表:2名
【26位】
メキシコ代表:1名
スイス代表:1名
エクアドル代表:1名
ポルトガル代表:1名
ロシア代表:1名
【31位】
コロンビア代表:0名
イタリア代表:0名
※チャンピオンシップも含む
1位は当然イングランド代表。GKフレイザー・フォースターとFWジャーメイン・デフォーを除く28名が所属している。
興味深いのは2位だ。なんと、ベルギー代表が単独でランクインし、数年前では考えることのできなかった現象が発生している。半数に近い選手がプレミアリーグクラブに属しており、近年のベルギーの躍進を物語る結果となった。
また、目立ったところでいえば韓国は5名の7位。パク・チソンやイ・ヨンピョがプレミアリーグに渡っておよそ10年。今やプレミアリーグで韓国人選手を見ることは決して稀ではなくなった。
日本は香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)と吉田麻也(サウサンプトン)の2名。FIFAランキング3位のポルトガルが1名(ナニ)で、コロンビアやイタリアといった強豪国には1人もプレミアリーグ選手がいないのもおもしろいデータであろう。
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