Twitterという便利なソーシャルネットワークサイト上で、たまに絡ませていただいている@szakekovciさんのブログを読んで面白かったので、「フォーマットをパクらせていただいてもいいですか?」と断られる覚悟でリプライを飛ばしましたら、寛大な心で許してくれたので、プレミアリーグ総括をやっていきたいと思います。是非そちらもご覧いただけると、面白いと思いますので!

プレミアリーグ2013/14 レビュー 「世界のコケ方ショー」 vol.1 - we gotta dig it up somehow, yeah, yeah.
http://d.hatena.ne.jp/sakekovic_14/20140510/1399746228

いつものコラムよりも相当ふざけており、若干の毒舌や誇張表現も多分に含まれているので、その部分だけご容赦ください。タイトルは単純に、スアレスさんとかが暴れまくることを助けてしまった「守備の甘さ」を筆者がプレミアから全体的に感じたということから付けました。そんな深い意味はありません。是非、今まで良く知らなかったクラブへの興味のきっかけになってくれれば嬉しいと思っております。

ではでは、最下位から上位に向かう長い旅を始めましょう(執筆的にも)。Twitterをしている方で何か気になったクラブがあった方は、公式アカウントも貼っておくので是非フォローを。


20位 カーディフ(降格) @CardiffCityFC

駄目会長として突き進むヴィンセント・タンさんとかいうマレーシア人実業家がひたすら話題(ネタ)を提供していったウェールズからの刺客。USA TODAYに「スポーツ界最低のオーナー」と称されるだけあり、某フランスのドから始まってメネクで終わる人を思い出す占星術補強やら、チームカラーの変更やら、功労者であるマーキー・マッケイ監督の解任やら、もう大暴れ。そんな誰が見てもヤバそうな場所に、何故か飛び込んでしまった期待の若手指揮官スールシャール。モルデで栄冠を積み重ねたマンチェスター・ユナイテッドの将来の指揮官候補でも、暗黒に包まれた流れは変えられず。プレーは兎も角、タブロイド紙のネタになってしまった感が凄い。「GKが点を取れないから、GKを変えよう」という名言も残したらしいですよ(勿論会長が)。筆者はウィガンファンなので(今季昇格の夢は断たれました)、チャンピオンシップで仲良くしましょうね。

PICK UP PLAYERS

ガリー・メデル

「チリのガットゥーゾ」の異名は伊達ではなく、プレミアの伝統的な削りでカーディフを支えた。シメオネとかガルガーノとか、なんかそういう系統の南米のMF。チームがぐちゃぐちゃになるほど輝き、混乱の中で相手の中盤を潰しまくっていたので是非来季もぐちゃぐちゃになる予定のある下位チームにどうでしょうか。

フレイザー・キャンベル

プレミア下位名物、やたら速いだけのFW。その俊足を生かしカウンターなどで若干活躍したが、前線の核にはなりきれず。

アンドレアス・コルネリウス

「新しいベントナー」とかいう異名を持ってやってきたデンマークの新鋭FW。案の定である。ただ彼の責任というよりも、昇格組でありながら若手に大枚をはたくとかいう強豪ぶった移籍をかましたフロント(会長)の責任が大きい。プレミア未経験の選手に前線の核をぶん投げるとか・・・ねえ。

マグヌス・ヴォルフ・エイクレム

海外で人気のあるファンタジー小説に出てきそうな名前。マンチェスター・ユナイテッドのユースにも所属していたイケメンMF。スールシャールさんが再建のために連れてきた「ノルウェー三銃士」の1人で、可愛い顔立ちと小鹿のような細い身体でTLに女性陣の喜びの渦を生んだとか生まないとか。プレーは凄く柔らかいタッチで、将来性を感じた。