日本時間の25日早朝に行われる、レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーのUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦。

2年連続の同国対決となったこの大一番だが、今年はなんと同じ街を本拠地とするダービーマッチが実現した。今シーズンの欧州のフットボールシーンを締めくくるべく、きっと極上のスペクタクルが繰り広げられることだろう。

そんな大一番に挑むレアル・マドリーは、史上10度目の欧州制覇に挑む。最多である9度の欧州制覇経験を持ち、FIFAから「20世紀最高のクラブ」の称号を受けたレアル・マドリーも、欧州のタイトルから離れること12年…。

ここ10年で最大のチャンスを手にしたレアル・マドリーだが、そんなマドリーが最後にUCLを制覇したのはいつのことだろうか?サッカーファンであれば誰しも一度は見たことがあろう、グラスゴーでのあの夜である。

クラウス・トップメラー監督率いるレヴァークーゼンが、銀河系軍団ことレアル・マドリーを迎えた2001-2002シーズンの決勝。グラスゴーのハンプデン・パークで行われた試合は、ジネディーヌ・ジダンが前半45分に美しすぎるボレーシュートを叩き込み、レアル・マドリーが9度目との戴冠を達成したのであった。

この試合ではレアル・マドリーのGKせサル・サンチェスが試合中に負傷。68分には当時弱冠20歳であったイケル・カシージャスが急遽途中出場を果たし、ビッグセーブを連発しタイトルの獲得に大きく貢献した。

豪雨のグラスゴーからおよそ4400日。決戦の地、リスボンで夢の続きを演じられるだろうか。

2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの試合は、日本時間2014年5月25日(日)午前3時45分よりキックオフ。地上波放送では全国フジテレビ系列で午前3時35分から生中継予定。

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