バルセロナは今オフ、偉大なキャプテンであった元スペイン代表のカルレス・プジョルが退団。その穴を埋めるため、PSGのマルキーニョスとともに、より手の届く価格でのセンターバックの獲得を目指しており、セビージャのフェデリコ・ファシオが候補に挙がっている。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、バルセロナのテクニカルディレクターであるアンドニ・スビサレッタはスペインでのプレー経験を持つ選手を探しており、その条件下でファシオが目にとまったようだ。
バレンシアのフランス人DF、ジェレミ・マテューも候補の一人に挙げられていたが、交渉の中でバレンシアがマテューを売却する意志がないことを明らかにした。
バルセロナの新監督に就任するルイス・エンリケがマテューの獲得を許可し、ファシオに関しても同様にゴーサインを出したとのこと。彼ら二人に共通するのは、190cmを超える身長。バルサに以前から付きまとっているサイズの問題を改善するための補強と言える。
27歳のファシオは2007年1月からセビージャに在籍しており、彼の成長はセビージャ、バルセロナの両チームにとって印象的なものとなっている。ただ、契約は2018年まで残っており、バルサはヨーロッパリーグ王者を満足させる条件を提示する必要があるだろう。