5月30日、『Inside』は「アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFコケは、移籍のことは考えていないと話した」と報じた。
ホルヘ・レスレクシオン・メロディオ、通称“コケ”は1992年生まれの22歳。幼少期からアトレティコ・マドリーで育成された生え抜き選手で、12-13シーズンからレギュラーに定着、チームの若きコントロールタワーとして活躍した。
クラブがリーグ優勝、チャンピオンズリーグ準優勝という輝かしい結果を残したこともあり、コケにはマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナからのオファーが舞い込んできていると言われている。
しかしコケは「アトレティコで満足している」と明かし、今のところ移籍を考えていないと話した。
コケ
「僕はアトレティコとの長期の契約を結んでいる。ビッグクラブが僕に興味を持ってくれているのは誇りに思える出来事だが、しかし僕は、自分にとってのホームで満足しているんだ。
今僕は来るワールドカップに集中していて、そのリストに残りたいと思っている。僕が考えているのはそれだけで、最優先の事だ。アトレティコのこと、そしてワールドカップのこと。未来のことは考えていないよ。現在のことだけだ。
朝起きたら何人かの友人から電話があった。今、僕は冷静でいなくちゃいけない。休息して、ワールドカップのメンバーリストの発表を待つ。そして、自分がそこに入っているかを確かめる。
(怪我を心配されているジエゴ・コスタについて)
大きな試合でプレーできないというのは苦しいこと。彼はそれを誘発させる怪我を持っていたし、それを判断するのは代表監督だ。
(自身のワールドカップ出場に関しては?)
チャンスはある。予備登録に入っていたのだからね。僕はマドリードにいる。何が起こるかを見届けるためにね。うまく行けばメンバーに入れるだろう。
複雑な状況だ。我々は素晴らしいシーズンを過ごし、それによってビッグクラブが我々に注目している。ミゲル・アンヘル(CEO)は『クラブは財政的に適切な状況であり、選手を販売する必要はない』と言っている。我々は、このチームを維持し、美しいプロジェクトを成功させようとするだろう」