6月6日、『Guadian』は「ベルギー代表FWロメル・ルカクは、チェルシーを離れるつもりだと話した」と報じた。
ロメル・ルカクは1993年生まれの21歳。2011年にアンデルレヒトからチェルシーに加入し、今季はエヴァートンにレンタル移籍。31試合で15ゴールを決める活躍を見せ、大きな注目を集めた。
自身が所属するチェルシーのファンでもあるルカクであるが、クラブは選手層が厚くポジションが得られない状態。それを認めたルカクは、ワールドカップを踏み台にして移籍先を探すと話した。
ロメル・ルカク
「チェルシーというクラブを知っているかい? 彼らは毎年ストライカーを買っているんだ。去年のドレッシングルームを覚えているよ。デンバ・バとサミュエル・エトーが来て、そして僕が弾かれた。『ワオ、何が起こったんだ?』ってね。でも、問題ないよ。多くのクラブが僕に興味を持ってくれているからね。
この段階では自分自身に目を向ける必要がある。僕はワールドカップをプレーしなくちゃならない。移籍先を探している選手すべてにとって、興味深いものだ。僕もそのうちの一人さ。チェルシーは僕の視点を知っているだろう」
なお、スペインメディアの『AS』は「ジエゴ・コスタを失う可能性が高いアトレティコ・マドリーは、その後釜としてベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得することを検討している」と報じている。
スペイン代表FWダビド・ビジャがニューヨーク・シティFCに移籍(来年まではオーストラリアのメルボルン・シティへ貸し出される予定)し、FWジエゴ・コスタもチェルシーへの移籍が有力となっている現在、アトレティコ・マドリーの補強については注目が集まっている。
なお、これまでアトレティコ・マドリーの獲得候補として上がってきたFWはアルバロ・ネグレド(マンチェスター・シティ)、マリオ・マンジュキッチ(バイエルン・ミュンヘン)、カルロス・バッカ(セビージャ)、ジャクソン・マルティネス(ポルト)、ロベルト・ソルダード(トッテナム・ホットスパー)などである。