ドイツ王者のバイエルンに所属するアタッカー、トーマス・ミュラーは、ルイス・ファン・ハール新監督率いるマンチェスター・ユナイテッドへの加入を熱望しているようだ。

4年前の南アフリカW杯得点王で、間近に迫ったブラジルW杯でも活躍が期待される、24歳のFWは今季、リーグ戦31試合に出場し13ゴールを記録。CL連覇はならなかったものの2シーズン連続のリーグ、カップ制覇に貢献した。

ただ、ジョゼップ・グアルディオラ監督のスタイルへ完全にフィットしきれていないのも確かで、“異物感”を好意的にとらえる向きもあれば、そうではない見方もある。

『Daily Mail』もよると、バイエルンはミュラーが前監督であるユップ・ハインケス時代の安心感を再び求めていることに動揺しており、そうした状況下で2週間前、ミュラーに対してユナイテッドから公式な接触があったようだ。

ファン・ハール監督は2009年から2011年にかけてバイエルンを指揮。その就任当初、新しい選手を迎え入れるべきだという声もあってトップチームへ引き上げた選手の一人がミュラーであり、当時19歳の若者はそこから一年でW杯得点王となった。両者はそのことを忘れていないだろう。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介