今年、10度目のCL優勝である“デシマ”を達成したレアル・マドリー。その監督であるカルロ・アンチェロッティは、同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長にチェルシーのブラジル代表MF、ラミレスの獲得を求めている。
『Marca』によると、6月10日に55歳の誕生日を迎えるイタリア人指揮官は来季に向けた補強として、ラミレス、あるいはPSG時代に指導したイタリア代表のマルコ・ヴェッラッティのどちらかを獲得したいようだ。クラブもヴェッラッティとは既にコンタクトを取っているとみられる。
この背景には、アンチェロッティ監督の獲得リストのトップであるポール・ポグバ、アルトゥーロ・ビダルのユヴェントスコンビがマドリーへ来る可能性が低くなっている面もあるようだ。
2010年、ラミレスがベンフィカから移籍した際にチェルシーの指揮を執っていたのがまさにアンチェロッティ監督。ただし、現チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョが今季リーグ戦30試合に出場したハードワーカーの移籍を認可するかは定かではない。