レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、先日チャンピオンズリーグを制覇したチームがヨーロッパを支配することができると信じているようだ。
アンチェロッティ監督は自身の築いた若いチームの力を確信しており、『Gazzetta dello Sport』の中で次のように話している。
「あの試合での勝利の価値を十分理解している。また同時に、今回の優勝が大きな流れを作ることも知っている。我々のチームは、勝つために存在するのだ。若い戦力、才能、闘志のすべてがそろっている」
「私がレアル・マドリーと契約したとき、チャンピオンズリーグ制覇が今シーズンの最優先目標としてはっきりしていた。このことは我々だけでなく、バルセロナのような他のトップチームでも同じことだろう。しかし、これが大会史上最多、記念すべき10回目の欧州一のタイトルであることを考えると、ただの優勝ではなく倍の価値があった」
サンティアゴ・ベルナベウで行われた優勝報告会で、10回目の優勝(デシマ)を祝う歌を熱唱するアンチェロッティ監督。
来季はいまだどのクラブも達成していない、「CL連覇」を目指す。