6月8日、『Primocanale』は「フランス・リーグアンのモナコがイタリア代表GKマッティア・ペリンの獲得を検討している」と報じた。

マッティア・ペリンは1992年生まれの21歳。ジェノアの下部組織出身で、パドヴァ、ペスカーラへのレンタルを経て今季古巣に復帰。21歳ながらもレギュラーとして37試合に出場し、ワールドカップに向けたメンバーにも選出された。イタリアの将来を担うGKとして期待されている。

モナコには今季クロアチア代表GKダニイェル・スバシッチ、アルゼンチン代表セルヒオ・ロメロが在籍したものの、後者はレンタルであるためサンプドリアへの復帰が濃厚。前者は健在であるものの、トップクラブへの成長を狙うモナコは世界的な選手を求めており、現在バルセロナを退団したスペイン代表GKビクトル・バルデスとの契約に近いと言われている。

しかし、ビクトル・バルデスは知っての通り今季の終盤で大怪我を負ってワールドカップの出場を逃しており、長期的な膝の負傷も抱えている。そのため、モナコは次の選択肢としてペリンの獲得を考慮しているという。

なお、ペリンの購入に必要な額は1800万ユーロ(およそ25億円)と見積もられているが、ロシア人大富豪をオーナーに持つモナコにとっては十分に支払える額とも言える。

だが一方でマッティア・ペリンの代理人を務めているマッテオ・ロッジ氏は『Calcionews24』の取材に対して事実関係を否定している。


マッテオ・ロッジ代理人

「私は何も考えていない。モナコは負傷から回復しつつある強力なゴールキーパーを見ている。それがメディアの憶測かどうかを言うことは出来ないよ。しかし、私はこの件に関して何のフィードバックも持っていないからね。

彼の心はジェノアにある? 絶対にそうだ。マッティアはジェノアのシャツを着て上手くプレーすることだけを考えている。


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