【後編はこちら】

W杯の開幕まで、いよいよあと3日。

Qolyでは前回、ソーシャルメディア上およびインターネット上で気鋭のコラムニスト陣をゲストに迎え、 日本代表23名の選考に関する討論企画の様子をお届けしました。

今回、なんとその続編企画が実現!テーマはズバリ、W杯での日本代表について。

Qolyでもコラムを執筆していただいている結城康平( @yuukikouhei)さんをはじめ、@inter316さん、@tkq12さん、そして@sukego_futさんという論者の皆さんによる座談会の様子を、是非ご覧ください!


―皆さん、前回はありがとうございました。本日も宜しくお願いいたします。

一同:宜しくお願いいたします。

前回の討論会では、皆さんに日本代表23名を推薦していただきました。今回は、ザッケローニ監督が選んだ23名について、まず簡単に採点を含めたご自身の感想をお願いします。

@tkq12:う〜ん。70…いや80点かな。
まず思ったのが、「戦術的な幅が少ないチームだなぁ」ということ。細かくパスを回しで切り込んでいくタイプが多く集められていて、ザッケローニ監督の理想に準ずるメンバーではあります。

だけど、高橋秀人やハーフナー・マイク、長身DF等の選手がいないのが気になります。実際彼らが機能するかは別にして、「こういう手もあるんだぞ」と相手に見せられないのがどうなのかな、と。ある程度妥当なメンバーであるけれど、その分減点しました。

@yuukikouhei:私は80点です。理由は、個人的に選んでほしかった大久保嘉人が選出されたからです。
あとはビックリもなく、上手い具合にまとめた。調子がどうかという話はあるけれど、妥当な選出かな。

ただ、 @tkq12さんと同じで、小奇麗な代表になったなぁと思って。ちょっと美しさを求めた感がありますよね。あんまり泥臭くないな、ファッショナブルな選手を揃えたな、というイメージですね。もっとイタリア人らしく泥臭いキャラを入れてくるとは思ったのですが。言うのであればその辺りです。

@inter316:監督自身の意思をメンバーに込めるという評価基準であれば、90点はあげてもいいかな。少なくともこのメンバーを見れば、少なくとも監督の方向性ははっきりしているので。それが良いか悪いかはまだ分からないけれど、とりあえず迷いは切り捨てて、自分のやりたいことをやるという腹を括ったんだなぁというのは感じる。

これでもし中村憲剛が入っていれば、個人的には100点満点だったんですけど(笑)大久保を土壇場で入れてきたのは意外だったので、好意的に受け止めています。

@sukego_fut:私は60点くらいですかね。

一同:きたきた〜(笑)

@sukego_fut:中村憲剛と高橋を外されたのが本当にショックで…。あそこにアンカーができる選手が入れば3センターも考えられんですけどね。

代表戦を見ていて、ダブルボランチの後ろのバイタルエリアがいつも気になるんですよ。そこを意識するとなると、3バック以外の選択肢しかない。アンカーが1人いればもっとやりやすくなったのかな、と。あと、「ゲームメイカー」としての中村憲剛の才能が結局世界的に埋もれてしまったので…。私は日本サッカー史上最高のゲームメイカーといったら彼だと思っていました。

@inter316:まだクラブW杯がありますよ(笑)行けるかな〜。

@yuukikouhei:何にしても中盤薄いのがやはり気になりますよね。伊野波をコンバートすることもできますけど、それは緊急すぎるし。

【次項】もし誰か1人を追加招集するとすれば?