世界的にも愛好者の多い、Dr.Dreプロデュースのノイズキャンセリングヘッドホン『Beats by Dr.Dre Studio』。
当サイトでも以前 リヴァプールモデルやセルティックの125周年モデルなどを紹介した。今ワールドカップに出場する選手にも愛好者がおり、ネイマールなどは広告塔に起用されている。
The ritual is the same for
@NeymarJr. Just a new game. #GameBeforeTheGame pic.twitter.com/jv2tqMs4w4
— Beats By Dre (@beatsbydre)
2014, 6月 17
All eyes on the Flying Dutchman as he gets ready to follow up the header seen around the world.
#GameBeforeTheGame pic.twitter.com/fPQI4W3loA
— Beats By Dre (@beatsbydre)
2014, 6月 18
そんななか、『reuters』はワールドカップの試合が行われるスタジアムやメディア対応の場で選手たちは“Beats by Dr. Dre”のヘッドホンを着用することが禁止されると伝えた。
これはFIFAがSONYとライセンス契約を結んでいることによるライセンス上の理由だそう。先月末、Beats ElectronicsはあのApple社に30億ドル(約3057億円)で買収されている。(つまり、SONYのライバル的存在であるApple傘下のブランドをワールドカップの場でPRされては困るということだろう)
Beats Electronicsはライセンスの壁をすり抜けるための“ゲリラ・マーケティング”で知られているという。例えば、2012年のロンドン五輪ではアメリカ代表バスケットボールチームやイギリス選手団など目立つアスリートたちに無料で多くのヘッドホンを贈呈していたんだとか。この大会のオフィシャル・スポンサーであったPanasonicの裏をかいて。
Beats Electronicsがワールドカップ開幕直前にYoutube上に公開したネイマールら出演の動画『The Game Before The Game』は現在までに1500万回以上の再生回数を記録している。 その一方、SONYは今月ワールドカップに参加している全選手が試合(を行うスタジアムなど)でも着用可能なヘッドホンセットを支給したというが、これまでのところあまり使用されていないそう。