ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが相手選手を噛み付いた可能性がある件について、FIFAが調査を始めたと英国『Guardian』が伝えている。

現地時間24日に行われたイタリア戦において発覚した今回の疑惑。確かな証拠こそ残ってはいないが、ジョルジュ・キエッリーニの肩にはスアレスが噛み付いたと思しき跡がくっきりと残っており、FIFAの規律委員会がその処罰について検討を始めている。

FIFAによれば、スアレスに与えられるのは最大で24試合の代表戦出場停止処分

2013年に日本代表が戦った公式戦は全部で21試合であることを考えると、スアレスには最大で1〜2年間の出場停止処分を受ける可能性がある

今回の件についてはFIFAの重役たちもコメントを残しており、FIFAのシニアオフィシャルであるミシェル・ドフーゲ氏は「相手に噛み付くなんて、一般的なサッカーの実践の場では例を見ないことだ」と話す。また、FIFA副会長で審判委員会の委員長を務めるジム・ボイス氏もスアレスの行いに苦言を呈している。

「今回の出来事をテレビで何度も見た。スアレスが素晴らしいサッカー選手であることは疑うまでもないが、彼の行動が痛烈な批判の扉を今再び開けてしまった。

FIFAは今回の件を慎重に調査しなければならない。そして、必要である規律的行動はいかなるものでも取る」

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