ポルトアレグレにあるエスタジオ・ベイラ=リオで行われるワールドカップ決勝トーナメント1回戦、ドイツ代表対アルジェリア代表。

両国の激突を前に『BBC』などが伝えているプレビューネタを紹介。

なんでも、アルジェリアは過去2度のドイツとの対戦で2勝と負けなし。

1964年元旦のフレンドリーマッチでは2-0、1982年W杯スペイン大会のグループステージでは2-1で勝利を収めている。これはアフリカのチームがW杯においてヨーロッパ勢相手にあげた初めての勝利だった。ただし、それ以降アルジェリアはW杯でヨーロッパ勢相手に勝っていない。(8試合で1勝3分け4敗)

アルジェリアは4度目のW杯出場で今回が初めてのベスト16。また、今大会で奪った6ゴールはこれまでの出場3大会での総ゴール数と同じ。

なお、アフリカ勢がW杯の決勝トーナメントでヨーロッパ勢相手に勝利したのは2002年のセネガルのみ。その時はスウェーデン相手に延長戦の末2-1で勝利している。

対するドイツはワールドカップでの勝負強さはお墨付き。過去17度の出場でベスト8入りを逃したのは1938年の一度しかない。

FWトーマス・ミュラーはW杯9試合で9ゴール。あのペレもW杯9試合時点では同じく9ゴールであった。(ペレは最終的にはW杯14試合で12ゴールを記録)そして、ミロスラフ・クローゼはあと1得点すれば、W杯の最多得点記録(16得点)を樹立する。現在はロナウドと15ゴールで並んでいる。

ちなみに、ドイツにとってこの試合は代表通算889試合目。これまでは515勝181分け192敗で、総得点は1,996、1試合平均にすると2.24得点を奪っている計算になる。

ドイツにとって1982年の敗戦は“Disgrace of Gijon(ヒホンの屈辱)”と呼ばれる忘れがたい日でもある。そのリベンジとなるだろうか、それともアルジェリアがサプライズを起こすのか。果たして・・・

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