現地時間1日に行われたW杯の決勝トーナメント1回戦ベルギー対アメリカの試合は、大会屈指の激戦であった。
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2014, 7月 2
3得点が生まれたこの試合だが、ゴールが生まれたのはいずれも延長戦。MFマイケル・ブラッドリーの運動量やGKティム・ハワードの大活躍なども試合後には話題となるなど、試合に敗れたアメリカも大きく賞賛されている。
そんな死闘となったこの試合だが、ちょっぴり残念なこんなシーンがあった。
That pitch invader!
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2014, 7月 1
0-0で迎えた前半途中、観客席から男性がピッチ内へと侵入し、しばしゲームがストップしたのだ。
緊迫していた試合だっただけに、ご記憶の方も多いことだろう。このシーンでは警備スタッフもなかなか動き出さず、事態はいっそう歯痒いものに。あの松木安太郎さんも相当ご立腹であったことを覚えている。
しかし、この騒動に関する新たな情報が手に入った。
なんとこの男性、違法な手段で車椅子席チケットを確保し、車椅子から突如立ち上がりピッチへと侵入したというのだ。その時の映像がある。
?!
実は今大会では、車椅子席のチケットで不正に入場する悪質なファンの存在が問題となっている。
W杯で車椅子の観客を警察が取り調べ…その理由は「ゴールの際に立ち上がったから」 | Football Web Magazine 『Qoly』
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2014, 6月 21
Qolyでは以前にこちらでご紹介した。チケット価格の高騰と車椅子席の売れ残りから、こうした行為がどの会場でも目撃されているというのだ。映像をよく見るとこの弾性の右足にはテーピングのようなものがされているが…係員の目を欺くトリックであったようだ。
ちなみにこちらの男性はイタリア人のマリオ・フェッリ。世界中のスタジアムで侵入行為を繰り返す常習犯で、2010年大会でも同じ衣装でピッチに飛び込み御用となった。
『La Gazzetta dello Sport』によれば、今回の行為は平和のアピールが目的だったようだが…貴重で神聖なW杯という舞台を汚したこの男の罪は軽くない。侵入行為に加え、その悪質すぎるスタジアムへの入場方法でも裁きを受けることになりそうだ。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」