7月5日、ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGは「チェルシーからベルギー代表FWトルガン・アザールを獲得した」と発表した。契約は2015年6月30日までの期限付き。背番号は26に決定した。
Bienvenue, Thorgan #Hazard! Der Offensivspieler wechselt für ein Jahr auf Leihbasis vom FC Chelsea zur #fohlenelf pic.twitter.com/gYzYLud3X5
— Borussia (@borussia) 2014, 7月 5
トルガン・アザールは1993年生まれの21歳。ベルギー代表の中心選手として活躍しているエデン・アザールの実弟として知られている選手。RCランスの下部組織で育ち、2012年に兄と同じチェルシーへと移籍。その後2年間はベルギー1部のズルテ=ワレヘムにレンタル移籍し、73試合に出場して18ゴールを記録している。
トルガン・アザール
「まず最初に、今ボルシアのためにプレーできることがとても嬉しい。このクラブのことはそれほど知らないけれど、すぐにそれらのことを学んでいけることを望む。
マルコ・ロイスがここでプレーしたことを知っているし、もちろんベルギー代表の大先輩であるフィリップ・ダームスのことも。他のことは徐々に学んでいくだろう。
(ルシアン・ファブレ監督がフランス語を話せるが)
僕はドイツ語を解さないし、英語も完ぺきではない。だから監督とフランス語でコミュニケーションできるのは、自分にとって良いことだ。意志疎通や理解をするにあたって、はるかに容易になる。
(今季の目標は?)
まず新しいチームを理解しなければならない。なので、おそらくそれについて話すのは少し早すぎるんだ。自分は自分のベストを尽くし、できるだけ多くの試合に出る。それが最も重要なことだ。
(ポジションの希望は?)
攻撃的なポジションであれば、中央でもサイドでも関係なくプレーすることが出来るよ。昨季はズルテ=ワレヘムで14ゴールを記録した。ブンデスリーガでは少し難しくなるだろうが、自分のゴールやアシストでボルシアを助けたい。できることはすべてやるつもりだ。
(兄エデンとの関係は?)
我々はとてもよく互いを理解しているし、よく対話もしている。サッカーの話もするが、当然ながら家族や他のこともよく話すよ」