7月11日、リーガ・エスパニョーラのバルセロナは「リヴァプールからウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得した」と発表した。契約期間は5年。会見については来週開かれる予定となっている。
.
@luis16suarez will sign for five seasons and be presented next week #SuarezFCB http://t.co/tOzYobZiVN
— FC Barcelona (@FCBarcelona)
2014, 7月 11
『Mundo Deportivo』によれば移籍金は8100万ユーロ(およそ110億円)とのことで、歴史上ではおそらく昨年のギャレス・ベイルの1億ユーロ、 クリスティアーノ・ロナウドの9350万ユーロに続いて3番目。バルセロナ史上という意味であれば最高額となる。
ルイス・スアレスは1987年生まれの27歳。2006年にナシオナル・モンテビデオからフローニンゲンに移籍し、欧州へ進出。2007年にはアヤックスに移籍し、オランダリーグ屈指のストライカーとして活躍。2011年にリヴァプールに加入してからも高い得点率を示し、昨季はチームの躍進に大きな貢献をしていた。
しかしすでに伝えられているように、彼はW杯のイタリア戦で ジョルジョ・キエッリーニに噛み付き、FIFAから4ヵ月間の選手活動禁止処分を受けている。これにより所属するリヴァプールでは今季開幕から13試合もの試合に出場することができず、首脳陣の頭を悩ませていた。
なお、ウルグアイ人がバルセロナでプレーするのは、2008-09シーズンのマルティン・カセレス以来となる。