7月11日、イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラは「フラムから元イングランド代表MFキーラン・リチャードソンを獲得した」と発表した。契約期間は2年。
#WelcomeKieran: Kieran Richardson has joined us on a two-year deal. #AVFC pic.twitter.com/bH94zHccB5
— Aston Villa FC (@AVFCOfficial) 2014, 7月 11
キーラン・リチャードソンは1984年生まれの29歳。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織からトップチームに昇格し、2007年まで所属していたことで有名。当時はイングランド代表にも召集され、8試合に出場し2ゴールを決めた経験も持つ。
退団後はサンダーランドで長くプレーした後、2012年にフラムへ。しかし昨季は、レギュラーとしてプレーしたもののチームが降格。そのため退団を余儀なくされていた。
彼は14歳までアストン・ヴィラのトレイニ―に所属していたため、実に15年ぶりの復帰となる。また、ロイ・キーン監督とはマンチェスター・ユナイテッド時代以来の再会である。
キーラン・リチャードソン
「僕がここに来たのは14歳の時以来だ。ボディムア(アストン・ヴィラの練習場)の主な建物は、まだここにはなかったね。
あの時は練習場の別の角に小さなクラブハウスが立っていた。環境はもちろん大きく変わったね。とても壮大だ。ここに来ることが出来てとてもうれしい。
ここは明らかに僕が見た中で最高の練習場だ。ゴードン(・コワンズ。リチャードソンのユース時代のコーチであり、今はアシスタントマネージャーを務める)とも再会したしね。彼はここの伝説だ。いろいろなこと全てを思い出したよ。
ヴィラ・パークは、これまでプレーした中でも常にお気に入りのスタジアムだった。素晴らしい雰囲気に包まれるし、ファンも見事だ。ここでプレーできることを楽しみにしている。愛すべきものだと知っているしね。
ロイ・キーン監督はトップクラスだ。選手としても、マネージャーとしての人材管理術でもね。彼は選手に対し、何がどうして良いのかを教えてくれる。再び彼と仕事ができることを喜んでいる。彼は攻撃的なサッカーがしたい人だ。チームが前に行くことを望んでいるし、それは素晴らしいことだ」
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」