7月12日、『AS』は「ベンフィカに所属しているスロベニア代表GKヤン・オブラクは、アトレティコ・マドリー入りに向けたすべての条件に合意した」と報じた。

17歳でオリンピヤ・リュブリャナの守護神となった”神童”ヤン・オブラクは、2012-13シーズンのリオ・アヴェへの移籍で才能をさらに開花させ、昨季はベンフィカでも後半戦のレギュラーとなった。

記事によれば、アトレティコ・マドリーは彼の獲得に向けて1600万ユーロ(およそ22億円)を投じたとのこと。交渉はすでに完了しており、月曜日の公式発表を待つのみとのことだ。

しかし一方、『Gazzetta dello Sport』は「アトレティコ・マドリーがウディネーゼのGKシモーネ・スクッフェトの獲得に動いている」と報じている。

シモーネ・スクッフェトは1996年生まれの18歳。昨季この年齢でセリエAデビューを果たし、16試合に出場したことで大きな話題となったゴールキーパーである。

彼はクラブとの契約を5年も延長したばかりであるが、アトレティコは500万ユーロ(およそ7億円)で彼の保有権を半分買い取りたいと考えている、とのこと。

とはいえ、次世代のブッフォンと考えられている彼の価格が半分で500万ということは考えられない話であり、しかもアトレティコはミゲル・アンヘル・モヤを獲得済みで、そこまでGKに資金を費やしはしないだろう。

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