7月16日、『Gazzetta dello Sport』は「ウディネーゼに所属しているイタリア代表GKシモーネ・スクッフェトの代理人は、本日アトレティコ・マドリーとの会談に臨む」と報じた。
シモーネ・スクッフェトは1996年生まれの18歳。今年ウディネーゼでデビューを果たし、年齢を感じさせないパフォーマンスを見せ、NEXTブッフォンとも評価された若手ゴールキーパー。3月にはイタリア代表のトレーニングキャンプにも招集されており、ウディネーゼとも先月新たに5年契約を結んでいる。
今夏ベルギー代表GKティボー・クルトワが退団したアトレティコ・マドリーは積極的にキーパーの補強に動いており、ミゲル・アンヘル・モヤをすでに獲得、ベンフィカからスロベニア代表GKヤン・オブラクを獲得することもほぼ決定的になっている。
記事によれば、さらにアトレティコ・マドリーはシモーネ・スクッフェトの保有権を獲得するために年俸90万ユーロ(およそ1億2000万円)を提示し、個人間での合意を取り付け、違約金には600万ユーロ(およそ8億4000万円)を投じる構えを見せているようだ。対するウディネーゼは1000万ユーロ(およそ14億円)を希望額として交渉に臨んでいるという。
なお、アトレティコ・マドリーはスクッフェトを獲得した場合、ウディネーゼ、あるいはグラナダにそのままレンタル移籍させる方針があるとのこと。