7月16日、『MARCA』は「レアル・マドリーとアーセナルが行っていたドイツ代表MFサミ・ケディラの移籍交渉は、違約金2500万ユーロ(およそ35億円)という条件で決着した」と報じた。
昨季大きな怪我を負ったケディラであるが、先日まで行われていたワールドカップには間に合い、さらにレギュラーとして優勝にも貢献した。彼が契約の延長を拒否していることもあり、レアル・マドリーは価値が上がっている今こそ売り時であると考えており、アーセナルからの打診を受託したとのことだ。
しかし、まだ正式な契約には至っていない。その原因は先日報じられた通りケディラ自身の給与に関する問題であるそう。
今回の記事によれば、ケディラが求めているのは年俸700万ユーロ(およそ10億円)であり、アーセナルはその額を支払うことには消極的な姿勢を見せているという。選手本人が値下げに応じれば、すべての交渉が合意に達することになる。