7月17日、『Africanfootball』は「国際サッカー連盟(FIFA)は、ガーナサッカー連盟(GFA)に対して構成力が不足していると警告した」と報じた。

今回のワールドカップでもカメルーン、ナイジェリアなどのアフリカ諸国はボーナスの支払いやチーム内での衝突など多くの問題点を晒し、話題となった。

ガーナも事前に予定されていたボーナスは連盟ではなく政府が調達したものであり、さらにその支払いが遅れたことで選手が練習をボイコットする騒ぎとなり、最終的には300万ドルを飛行機で直接ブラジルに運ぶという事態になった。

またチーム内でもサリー・アリ・ムンタリケヴィン=プリンス・ボアテングが規律違反のために追放されたが、選手の側は「連盟に金の使い方を問いただしただけ」と話すなど、チームを統率しきれていないところを露呈している。

そして今回、ガーナ連盟の組織委員会が独立性を持って統括を行うための能力を欠いているため政府の加入を許しているとして、FIFAは定めている憲章に抵触している恐れがあると警告したとのことだ。

この後ガーナサッカー連盟はこの問題に関する報告書を作成し、FIFAに提出する必要がある。可能性は低いだろうが、それが認められなかった場合はカメルーンやナイジェリアのように資格停止処分を受けることも考えられる。

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