『L'Equipe』は「カメルーン代表チームは、協会に対してボーナスの全額支払いを求め、ブラジル行きをボイコットしている」と報じた。
以前からボーナスの額に関して協会と対立していたカメルーン代表チーム。以前の報道では一選手あたり10万4000ドル(およそ1000万円)で合意に至ったと伝えられていたが、実際のところは選手側が納得せず決裂しており、闘争が続いていたとのこと。
代表チームはそれに抗議するために5月23日、そして6月1日の練習を途中で中断しボイコット。先日行われたモルドバとの親善試合も1時間前までプレーを拒否すると主張していたが、最終的にはピッチに出ることに合意し、フレンドリーマッチは開催された。
しかしその後、やはり金銭に関しては合意に至らず。代表チームは『ボーナスが支払われるまではブラジルに行くことはない』と、ワールドカップが行われる現地に移動することを拒否しているという。
カメルーン代表は本日日曜日にブラジル行きの飛行機に乗る予定となっている。
関係筋 『Africanfootball』
「これは選手たちの要求である。もしボーナスが支払われなければ移動することはない。
カメルーン政府は、選手たちにボーナスを支払っている。しかし、選手はそれが不十分だと感じており、長い交渉が続いている」