7月23日、『Urbanpost』は「ユヴェントスに所属しているアルゼンチン代表FWカルロス・テベスは、噂になっていたマンチーニ監督就任の話に反対していた」と報じた。元の記事は『Corriere della Sera』であるとのこと。
今夏突然アントニオ・コンテ前監督との契約を解除するという事態となったユヴェントス。全く予兆のないタイミングで電撃的な発表とあって大きな驚きを与えた。
後のネドヴェド氏の発言によれば、後任として名前が挙がっていたのはロベルト・マンチーニとマッシミリアーノ・アッレグリの2名だけ。この選択に当たってユヴェントスのジュゼッペ・マロッタSDは選手たちにも電話をかけて相談をしたという。
記事によれば、その電話を受けたカルロス・テベスは「マンチーニが来るならば、僕はすぐに荷物をまとめてチームを離れる」と強硬に反対したとのことだ。
カルロス・テベスは2009年から所属していたマンチェスター・シティで、ロベルト・マンチーニ監督の下プレーしていた経験を持つ。しかし2011年には移籍問題やウォーミングアップ拒否(があったとも言われている)などのトラブルがあり、何か月もの間出場機会を与えられなかったということもあった。
この抗議が功を奏したのか、ユヴェントスはコンテ退任からわずか2日後にマッシミリアーノ・アッレグリ新監督の就任を発表。クラブにとってはテベスを取るかマンチーニを取るかという大きな選択であったようだ。