いよいよ活発となってきた今夏の移籍市場。

まだ7月ではあるがすでにハメス・ロドリゲスやルイス・スアレスなどの大型移籍が実現しており、さすがはポストW杯である。今後も各クラブ間で様々な出入りがあり、サッカーファンが一喜一憂する日々が続くのであろう。

そんな移籍に関する特集を英国『Telegraph』の中からご紹介しよう。題して、 "The most expensive transfer fees of all time"「サッカー史上最も移籍金が高かった選手」だ。

これまで移籍金ランキングといえば、ジネディーヌ・ジダンがレアル・マドリーへと移籍した際の8000万ユーロという額が圧倒的な数字であった。しかし、近年ではその額を凌駕する移籍が多く実現しており、その上位は近年めまぐるしい変動を見せている。

ハメス・ロドリゲスやルイス・スアレスの移籍金は、長いサッカーの歴史上、一体どれほどの順位に位置するのだろうか。

なお、通貨がポンドでありレートはその都度変動するため、日本円は記載しない。2014年7月25日現在の1ポンド=172円を参考にされたい。

【The most expensive transfer fees of all time from Telegraph】

【20位】
マルキーニョス(ローマ→PSG、2013年)
推定される移籍金:3110万ポンド

【19位】
フィリッポ・インザーギ(ユヴェントス→ミラン、2001年)
マリオ・ゲッツェ(ドルトムント→バイエルン、2013年)
ルーク・ショウ(サウサンプトン→マンチェスター・U、2014年)
推定される移籍金:3150万ポンド

【18位】
ロビーニョ(レアル・マドリー→マンチェスター・C、2008年)
ダビド・ビジャ(バレンシア→バルセロナ、2010年)
エデン・アザール(リール→チェルシー、2012年)
ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー→チェルシー、2014年)
推定される移籍金:3200万ポンド

【17位】
セスク・ファブレガス(アーセナル→バルセロナ、2011年)
ハビエル・パストーレ(パレルモ→PSG、2011年)
アクセル・ヴィツェル(ベンフィカ→ゼニト、2012年)
ハビ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ→バイエルン、2012年)
アシエル・イジャーラメンディ(レアル・ソシエダ→レアル・マドリー、2013年)
推定される移籍金:3400万ポンド

【16位】
ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリー→ナポリ、2013年)
推定される移籍金:3450万ポンド

【15位】
アンディ・キャロル(ニューカッスル→リヴァプール、2011年) 
ラダメル・ファルカオ(ポルト→アトレティコ・マドリー、2011年) 
チアゴ・シウヴァ(ミラン→PSG、2012年) 
ルーカス・モウラ(サンパウロ→PSG、2013年) 
推定される移籍金:3500万ポンド

【14位】フアン・マタ(チェルシー→マンチェスター・U、2014年)
推定される移籍金:3710万ポンド

【13位】
セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー→マンチェスター・C、2011年)
推定される移籍金:3800万ポンド

【12位】
エルナン・クレスポ(パルマ→ラツィオ、2000年)
フッキ(ポルト→ゼニト、2012年)
ハメス・ロドリゲス(ポルト→モナコ、2013年)
推定される移籍金:3850万ポンド

【11位】
ジネディーヌ・ジダン(ユヴェントス→レアル・マドリー、2001年)
推定される移籍金:4600万ポンド