7月25日、『Skypsports』は「マンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めるライアン・ギグス氏は、ファン・ハール新監督がファーガソンに似ていると話した」と報じた。
現在プレシーズンツアーのためにアメリカを訪れているマンチェスター・ユナイテッド。先日はロサンゼルス・ギャラクシーとの親善試合を行い7-0と快勝。今後インターナショナル・チャンピオンズ・カップを戦い、シーズンに向けての準備を進める予定となっている。
ライアン・ギグス アシスタントコーチ
「私は、ファギー(アレックス・ファーガソン監督)との類似点があると思う。彼らはオーラがある。これまでの成功からくるものだね。
彼らは選手に反応を求め、尊敬を要求している。履歴を見ればそれは明らかだ。大きなクラブを指揮し、そしてワールドカップで成功を収め、この仕事に入っている。ごく最近、彼は何ができるかを示した。
選手はそれに答えた。彼とともに働いたのは短い間であるが、なぜ成功者であるのかは見て取ることが出来た。
彼は練習の最初から最後まで適切なものを求める。為すこと全ては明快であり、誰もがすぐにそれを受け取れる。ユニークな手法でチームを向上させていく。これを間近で見られることは素晴らしい。
とてもシンプルなんだ。もしミスを犯したら、あるいはもし何か良いことをしたら、彼は誰にでも率直にそう伝えてくるだろう。
間違ったものが何をもたらすか、正しいものが何をもたらすかを理解している。彼は相手が誰であるかということを気にしない。
(昨季について)
通常のレベルの要求にこたえられた選手はほとんどいなかった。それに間違いはない。彼らは悪い選手ではない。皆いい選手だ。それらは一晩で変わるものではない。しかし、昨季の順位は、我々が個々で、そしてチームとして力を発揮出来なかったことを示している。
復活を目指す道のりは、トレーニングですでに始まっている。浪費できる時間はない。
ワールドカップがあったということは、準備の時間が乏しいということを意味するが、今は回復をしなければならない。スウォンジーとの試合までには調子を取り戻さなければ。選手たちは、わずかなプライドを持って練習し、プレーし、能力を見せなければならない」