22日付でデイヴィッド・モイーズ監督を更迭したマンチェスター・ユナイテッド。

選手兼コーチだったライアン・ギグスが今季終了まで指揮を取ることは決定しているが、来季以降もギグスが率いる事はないようだ。『BBC』によれば、ユナイテッドの新監督探しは既に始まっているものの、40歳の元ウェールズ代表はあくまで暫定的な処置となる模様。

元イングランド代表のギャリー・リネカーはユナイテッドの状況を「クライシス」と表現している。

「ユナイテッドはチャンピオンズリーグ出場権を得られなかった。12ヶ月前よりも悪い状況にある」

「そして彼らは指揮官(=デイヴィッド・モイーズ)を失った。今度は来季ヨーロッパフットボールの舞台に行けるかどうかも不透明になっているね」

元ユナイテッドのキャプテン、ロイ・キーンは『ITV Sport』で以下のように語っている。

「彼(=モイーズ)が仕事を引き継いだ時、とてもハードなスタートだった。デイヴィッド・モイーズがやってきた時、チーフ・エグゼクティブとの契約が決まっておらず、彼(=モイーズ)にはもっと時間が与えられるべきだった」

「選手の何人かは己を恥じるべきだね。彼らがモイーズを貶めたんだ」

「7位となることは失望しているし、彼(=モイーズ)はその責任を取るだろう。だが、彼には自身が必要とするサポートが足りなかったし、彼はもっと時間を与えられるべきだった」

ユナイテッドユース出身で暫定監督のライアン・ギグスと共にウェールズ代表で戦ったロビー・サヴェージは夏の間に補強して立て直すには、クラブに経験あるヘッドが必要であると説いている。

「将来、ライアンはマネージャーとして成功するだろう。だが、前へ進むにはユナイテッドにとっては大きすぎる移籍ウィンドウがあり、それには経験ある人物が舵取りとして必要だ」

「ライアンをアシスタント・マネージャーとして残す事は素晴らしいアイディアになるだろう。彼にはユナイテッドの血が流れており、数えきれないほどのトロフィーを勝ち取ってきたのだから。トロフィーを勝ち取ったことのある、これから勝ち取る、そういうマネージャーから、彼(=ギグス)はその手腕を学ぶことができるだろうね」


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