8月6日、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは「イタリア・セリエAのインテルから、アルジェリア代表MFサフィル・タイデルを獲得した」と発表した。
We are pleased to announce that Saphir Taïder has joined #SaintsFC on a season-long loan from @Inter. #SaintSaphir pic.twitter.com/dx2RKtekui
— Southampton FC (@SouthamptonFC) 2014, 8月 6
契約については今シーズン限りでのローンで、900万ユーロ(およそ12億3000万円)を支払うことで保有権を買い取ることが出来るオプションが付随している。
サフィル・タイデルは1992年生まれの22歳。グルノーブルの下部組織出身で、2011年にボローニャと契約してイタリアに進出。若くして出場機会を獲得して評価を高め、昨年夏にインテルに550万ユーロ(現在のレートで7億5000万円)でステップアップしていた。
先日行われたワールドカップのメンバーにも選出され、レギュラーとしてアルジェリア代表のベスト16進出に貢献。NHKではテデールという発音で呼ばれていたことでも知られている。
ただ、今夏はインテルの構想から外れており、マーケットの当初からヤン・エンヴィラと交換でルビン・カザンに放出されるという噂があるなど、現金化要員であることはほぼ確定的に報じられていた。
なお、サフィル・タイデルの兄は元チュニジア代表のナビル・タイデルであり、彼自身も父の出身地であるチュニジア、出生地であるフランスの代表に入る権利を持っていた。