6月19日、『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのインテルは、アルジェリア代表MFサフィル・タイデルをロシア1部のルビン・カザンに放出する方針である」と報じた。
サフィル・タイデルは1992年生まれの22歳。2011年にグルノーブルからボローニャに移籍。2013年にインテルとボローニャとの共同保有となっている。フランス生まれであるがアルジェリアとチュニジアの国籍を持っており、現在行われているワールドカップにも出場している。
今夏イタリアでは共同保有というルール自体が廃止されるため、インテルは半分の保有権をボローニャから買い取ると同時に、ロシアへと放出する方針であるとのことだ。ちなみに、共同保有ルール廃止の期限は20日の現地時間19時である。
ルビン・カザンとインテルといえば、現在フランス代表MFヤン・エンヴィラの移籍交渉が行われていることは周知の事実。エンヴィラ本人もミラノを訪れており、移籍に前向きな状態。
しかしこのタイデルの取引はそれとは独立しており、もしエンヴィラの交渉が破談に終わったとしても、こちらに影響があるわけではないとのことだ。