8月11日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリールは、ニースに所属している元フランスU-21代表MFディディエ・ディガールの獲得に興味を持っている」と報じた。

ディディエ・フレデリック・ディガールは1986年生まれの28歳。がっちりとした体格を持ちながらも献身的に走るディフェンス、激しいマークを得意としながら、ボール回しにも絡める技術があるボランチ。WWEのプロレスラー、ランディ・オートンにそっくりなことでも一部で有名である。

名門ル・アーヴルの下部組織出身で、2007年には大きな期待を受けてパリ・サンジェルマンに引き抜かれた経験を持つ。1年でフランスを離れてミドルズブラに移籍するも、2010年にニースにレンタル移籍し、その後は同クラブのキャプテンとしてチームを引っ張っている。

ただし、リールは先日報じた通り長年メインスポンサーであったPartouche Casinoが経営破たんをしたために今季は資金難に陥っており、DNCG(Direction Nationale du Contrôle de Gestion、フランスリーグに所属しているクラブの経営を監視する組織)の規制を避けるためには誰かを放出する必要があると予測されている。


(※参考 WWEスーパースター ランディ・オートン)

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