現在ローマを率いているルディ・ガルシア監督時代のもと、2010-11シーズンにエデン・アザールらを擁して57年ぶりのリーグ制覇を達成し話題となったリール。

チームはその後も3位、6位と安定した力を発揮しており、新たにレネ・ジラール監督を招聘した昨季もナイジェリア代表の守護神、ヴィンセント・エニェアマらの活躍により、PSG、モナコに次ぐ3位でフィニッシュ。2年ぶりとなるCL出場権を獲得したほか、近隣のライバルチーム、RCランスの1部復帰により北部ダービーが復活する。

Lille 2014-15 Nike Home

リールは15日、2014-15シーズンの新ユニフォームを発表。

伝統の赤のホームは、Nikeの2014-15モデルらしいシェブロン(V字)パターンのグラデーションが特徴。クラブがリーグ優勝2回、カップ優勝5回など輝かしい成績を残した1945年から1955年にかけての黄金期に触発されている。

1944年創設のリールは今年が70周年にあたり、シャツの内側には “1944”“2014”の文字が見える。その下のユリはリールの市章から。

Lille 2014-15 Nike Away

アウェイは『フランダースの犬』で有名なフランドル地方にリールが属しているため(FlandersはFlandreの英語表記)、その旗である黄色に黒の獅子から着想を得たデザインとなった。

胸スポンサーは、今年契約したスポーツサプリメントなど栄養補助食品のメーカーであるエティックス(Etixx)。現在フランスでは自転車のビッグイベント「ツール・ド・フランス」が行われているが、そこに出場しているオメガファーマ・クイックステップを運営する国際的な製薬会社、オメガファーマの子会社である。

リールは、8月9日のリーグ・アン開幕戦、メスとホームで対戦する。

◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ

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