現地時間12日、セビージャとのUEFAスーパーカップに勝利したレアル・マドリー。

マドリーはこの夏、戦力補強にも積極的だった。

ブラジルW杯で大活躍を果たしたコスタリカ代表GKケイロル・ナバスとコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをともに獲得し、戦力アップを図る。UEFAチャンピオンズリーグという名に変わった1992-93シーズン以降、どのチームも達成していない欧州での連覇という偉業に挑むことになる。

そんなマドリーにこの夏やって来たのが、レバンテから移籍してきたGKケイロル・ナバスである。

レアル・マドリーという歴史あるクラブにおいて、初のコスタリカ人プレーヤーとなったケイロル・ナバス。ケイロル・ナバスはマドリーにとって33国籍目の選手であるようで、これまでマドリーに在籍した選手の国籍分布を、スペイン『MARCA』がまとめている。

一体、スペイン以外で最もレアル・マドリーの選手を輩出した外国はどの国なのだろう?

【Un Madrid universal from MARCA】

※輩出者数上位5ヵ国は青字

ヨーロッパ(69人)

ドイツ:12人
フランス:11人
オランダ:8人
ポルトガル:5人
イングランド:5人
ハンガリー:4人
イタリア:3人
クロアチア:3人
デンマーク:3人
ベルギー:2人
トルコ:2人(追記)
ボスニア・ヘルツェゴビナ:1人
スウェーデン:1人
スロバキア:1人
ルーマニア:1人
ポーランド:1人
ウェールズ:1人
スコットランド:1人

(消滅国)

ユーゴスラビア:5人
チェコスロバキア:1人

南米(64人)

アルゼンチン:29人
ブラジル:21人
ウルグアイ:8人
コロンビア:3人
パラグアイ:2人
チリ:1人

北中米・カリブ海(4人)

メキシコ:3人
コスタリカ:1人

アフリカ(5人)

カメルーン:2人
ガーナ:1人
トーゴ:1人
マリ:1人

記事によれば、マドリーの選手を最も輩出した外国はアルゼンチンで29人。ブラジルとあわせて50人が在籍しており、ヨーロッパではドイツが最多であった。外国籍選手の大半がヨーロッパと南米で、その割合もほぼ五分である。

また、長い歴史を持つマドリーでもアジアやオセアニアといった地域の選手が1人も存在していない。レアル・マドリーという世界最大のメガクラブに日本人選手が辿り着く日は、はたして訪れるのだろうか。

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