8月13日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリアサッカー連盟新会長に就任したカルロ・タヴェッキオ氏と議論したアントニオ・コンテ氏は、代表監督に就任することに同意した」と報じた。

昨季ユヴェントスを率いていたアントニオ・コンテ氏は、チームの始動を数日後に控えた7月末に電撃的に辞任。様々な憶測を呼ぶ中で、ユヴェントスの役員であるパヴェル・ネドヴェド氏から「彼は単に疲れていただけだ」という証言が発されていた。

イタリアサッカー連盟はその後コンテ氏に非公式に代表監督就任を打診してはいたものの、それが断られていたとも報じられている。

しかし会長選挙を終えて本格的に代表監督探しに着手したイタリアサッカー連盟は、ついにアントニオ・コンテ氏の説得に成功したようだ。

彼に対してイタリアサッカー連盟は年間490万ユーロ(およそ6億7000万円)という年俸を提示する用意があるとのことで、これは世界の監督の中でも十指に入る額。

さらに『Skysport Italia』によれば、連盟は銀行からの借り入れを増加させないためにキットスポンサーであるPumaに300万ユーロ(およそ4億円)を負担してもらう代わりに、アントニオ・コンテの肖像権を貸与するという方針で取り組んでいるという。

なお、タヴェッキオ氏によれば来週の月曜日までに新たな代表監督は決定される見込みであるという。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介