8月15日、『myjoyonline』は「ガーナの外務大臣を務めているハンナ・テテーは、シエラレオネ代表チームの入国を許可しないことを発表した」と報じた。

アフリカ西部では現在エボラ出血熱が歴史上最大級の流行を見せており、既に死者が1000名を超えていると発表されている。

これを受けてアフリカサッカー連盟は9月初旬から開始されるアフリカネイションズカップ予選について、流行国であるギニア、シエラレオネ、ナイジェリアでの試合を行わず、会場を中立地に移す方針を固めていた。そしてシエラレオネとコンゴ民主共和国の試合についてはガーナの首都アクラで行われる方針が明らかにされていた。

ところが、要請されたガーナの政府はこれに対し、現状では開催を許可することはできないと発表。シエラレオネは現在の流行の中心地であり、感染拡大を防げるという確実な監視がされる保証がない限りは難しいと明かした。


ハンナ・テテー ガーナ外務大臣

「政府は、そのような試合をプレー出来るような現場ではないと間接的に話していた。ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)のメンバーとして、起こり得ることが適切にモニターされることが保障され、さらに会合によって絶対的に必要とされたものであれば、その後我々は困難な時に困難な返答が要求されるということは理解している」


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