2015年5月に行われるFIFA会長選。次回の選挙では現職のゼップ・ブラッター氏も5選目を目指し再び立候補すると言われており、誰が「対ブラッター」を掲げるかに注目が集まっていた。

その中には、2007年からUEFAの会長を務めるミシェル・プラティニ氏の名前も挙がっていたのだが、プラティニの出馬は現地時間8月28日(木)に明らかになると英国『Mail Online』が伝えている。

記事によれば、プラティニ氏は28日にモナコで行われるUEFA集会でその意思を発表するそう。また、仮にプラティニ氏が出馬表明をしなかった際にUEFAは、オランダ出身のミシェル・ファン・プラーグ氏、あるいはアメリカサッカー連盟の会長を務めるスニル・グラティ氏を推薦し擁立する構えだという。

グラティ氏はFIFA執行委員会の一員であり、2022年W杯でアメリカ開催を支持していた。そのため、カタール大会が決定してからのブラッター氏の方針に満足しておらずブラッター氏への対抗馬として擁立する可能性があるという。

もはや「サッカー」という枠組みを超越し、財界や政界などあらゆる立場の関係を持つFIFAの会長職。そんな未来の会長に関する重大な決断が、まもなく下されることになりそうだ。

はたして、サッカー界の“二大巨頭”による直接対決は実現するのだろうか。

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