『Skysports』は「ドイツ代表のFWトーマス・ミュラーとMFマルコ・ロイスは、今夏マンチェスター・ユナイテッドからの高額のオファーを断っていた」と報じた。
バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表で重要な役割を担い、ワールドカップでも得点王に輝いた経験を持つトーマス・ミュラー。彼は『Bild』の取材に対して以下のように答え、非常に高額のオファーであったがバイエルンを離れるつもりはなかったと話した。
トーマス・ミュラー
「ユナイテッドが僕と契約しようとしていた? もちろん。僕はその移籍を行うことで、より多くのお金を稼ぐことが出来るというのは理解していた。外国のクラブが僕に提供しようとしていた額はもう、天文学的なものだった。
しかし、バイエルン・ミュンヘンは僕のクラブだ。それを変更しようという発想は僕にはなかったよ」
また、アトレティコ・マドリーの会長を務めているエンリケ・セレソ氏がスペインのラジオ番組に出演し、マルコ・ロイスの獲得を考えてはいたものの、マンチェスター・ユナイテッドからかなりの額のオファーがあったために撤退したことを明かした。もちろんマルコ・ロイスはご存知の通りボルシア・ドルトムントから離れることはなかった。
エンリケ・セレソ アトレティコ・マドリー会長
「マルコ・ロイスの噂がどこから出たのかは分からない。彼は現在我々には獲得は不可能な選手だ。
彼にはマンチェスター・ユナイテッドから高額のオファーが来ていた。そして、彼は出て行かなかった。我々がそれ以下のオファーを出したところで……だよ」