8月22日、ポルトガル1部リーガ・ゾン・サグレスのベンフィカは「オリンピアコスからギリシャ代表MFアンドレアス・サマリスを獲得した」と公式発表した。

移籍金は1000万ユーロ(およそ13億7000万円)。契約期間は5年間。バイアウト条項(これ以上の額を提示された場合契約を解除できる)は4500万ユーロ(およそ62億円)に設定された。

アンドレアス・サマリスは1989年生まれの25歳。センターハーフを本職としながらも様々なポジションをこなす選手で、ボールキープやパスセンス、セットプレーの技術にも力を見せる万能MF。

2008年のU-19欧州選手権予選のメンバーで、2009年に移籍したパニオニオスでの活躍で名を上げた。昨年オリンピアコスに引き抜かれるとともにフル代表に選出され、先日行われたワールドカップでもギリシャ代表の一員として活躍。決勝トーナメント進出を賭けたコートジボワール戦でゴールを決めたことで知られる。

またギリシャ屈指の男前としても知られており、Qolyのイケメン特集では6位にランクインしている。


アンドレアス・サマリス

「膨大なファンを持っている素晴らしいクラブに加入できたことを誇りに思う。ここまで見てきたすべての条件に満足している。選手として成長し、チームの成功を支援できるよう、熱心に努力したい。

僕はサビオラ、カツラニス、そしてロベルトと話した。皆、ベンフィカは多くのファンを持つ偉大なクラブだと話していたよ。ファンがクラブの強さの一つであると。ここにきて、彼らが正しかったことを理解した。

(カツラニスと比較される?)

そうだろうね。僕は中盤でプレーすることになるだろう。守備的MFでも、おそらくもうひとつ前でも大丈夫だ。監督が求めるものには全て順応できる。

僕はできるだけ早くポルトガル語を学びたいと思っているし、コーチやチームメイトと距離を近づけたい。戦術的な面でもよく理解できるようになるはずだ」


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