ホッフェンハイム 2-0 アウクスブルク

昨シーズンは圧倒的な攻撃力と薄いディフェンスで注目を集めたホッフェンハイム。ホッフェンハイムが絡む試合は殴り合いマッチになる事も少なくなかったのですが、今回は無失点に抑えることが出来ました。すでにポカール1回戦で0-9という大勝をおさめているホッフェンハイムに挑んだアウクスブルクですがパスを繋いでいきながらも1点も入れる事が出来ずに終了。今シーズンのホッフェンハイム、意外と高順位まで行くかもしれません。

ドルトムント 0-2 レヴァークーゼン

始まったと思ったら9秒後に先制されて、さらに最後にも入れられていきなりつまづいたドルトムント。誰も9秒で失点するとは思っていなかったでしょう。ブンデス史上最速失点です。前半、後半ともにチャンスを作れなかったドルトムントですが、今シーズンはどうなるのでしょうか。オーバーメヤンなど、好調な選手もいるだけに、不安です。ちなみに、丸岡はベンチ入りしましたが、出場には至りませんでした。ドルトムントはCLでアーセナル(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)、アンデルレヒト(ベルギー)と対戦、レヴァークーゼンはベンフィカ(ポルトガル)、ゼニト(ロシア)、モナコ(フランス)と対戦します。ちなみに、ドルトムントは過去5年間のCLグループステージで4回アーセナルと同組に入っています。

パーダーボルン 2-2 マインツ

初めての1部挑戦となったパーダーボルンですが、マインツと引き分けました。我らが岡ちゃんこと岡崎は開幕弾として1ゴールを決めています。昨シーズンのように今シーズンも得点量産となるでしょうか。マインツは守備のミスが目立ち、ノベスキも負傷しました。岡崎はPKも獲得し、活躍しておりましたが、いかんせんチームスポーツなので、チーム全体の調子が上がらないとどうにもなりません。マインツ、どうなるのでしょうか。

ボルシア・メンヘングランドバッハ 1-1 シュトゥットガルト

EL予選でもなんとかサラエボに勝ったMGとポカール初戦でポカしたシュトゥットガルトの一戦。酒井高徳はフル出場しています。クラマーが中盤でいつも通り走り回っていましたが、先制されてなんとか追いついたという展開です。クラマーもワールドカップで経験を積み、自信がついたと話していましたが、ヨーロッパリーグ予選の時から思っていましたが、MGはデンジャラスな試合運びを今シーズンするつもりなのかと思いました。昨シーズンの主力であったテア・シュテーゲンがバルサに移籍し、正キーパーを務めるゾマーはセーブはそこそこなんですが、ハイボールの処理が怖すぎます。シーズンにおける当たり外れの激しいMGですが、今シーズンは当たるのか外れるのか気になります。シュトゥットガルトですが、決して悪い訳ではなく、もう少し調子が上がればまあまあ並のシーズンにはなると思います。

以上、若干の独断と偏見を入れた私のブンデス開幕節レビューでした。 ご感想、リクエストなどがございましたら、下記プロフィール欄に記載してあるTwitterアカウントまでお寄せ下さい。ありがとうございました。


筆者名:ケント・シュナイダー

プロフィール:「現在ベルリンに留学中の現役日本人高校生。フットボールを愛する国、ドイツでのフットボールについての話や、ベルリンで決勝が行われるCLについて執筆。」
ツイッター: @kento_fussball

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