9月5日、『Skysports』は「今夏チェルシーを退団した元イングランド代表MFフランク・ランパードは、契約延長のオファーがあればクラブに残っていたと話した」と報じた。

昨季限りでチェルシーとの契約が満了となったランパードは、来年からアメリカ・メジャーリーグサッカーに参入するニューヨーク・シティFCと契約するとともに、今年中はマンチェスター・シティにローン移籍することになった。

『The Sun』の取材に答えたランパードは、もしチェルシーからオファーがあればチームに残ることを選択していたと話したという。


フランク・ランパード

「もしチェルシーがもう1年提供してくれれば、僕は明らかにチームに残っていただろう。去る理由はなかった。もちろん、より継続的にプレーしたかった。しかし、僕は愚かではない。もし新しい契約があれば、その時にそれを拒むのは狂気の沙汰だよ。

僕はモウリーニョ監督と話しをした。彼もクラブも、僕にとっては常に偉大なものだった。しかしその決定は下された――僕は、誰がそれをやったかは知らないよ。

我々がチャンピオンズリーグを勝ち取った時、僕はある種の革命が起こるだろうと感じていた。チェルシーは何人かのより若い選手を引き入れたかった。クラブにとってはそれは適切な動きだ。

我々は、何人かの監督の指導を経験し、チームを助けてきた何人かの背骨となる選手を持っていた。ところが、それは永久に続くわけではないんだ。

ジョゼはそれについては素晴らしい。僕は、チームを離れても、彼とクラブに悪い感情は何も持っていないよ。

僕は、事態が危機に至ることは理解していた。しかし僕は現実的な人間だ。フットボールの世界はとても早く動いていく。

また、僕はただ消えていく選手にはなりたくないと思っていた。人々に、僕に関しての最後の記憶を持ってほしいんだ。

だから、おそらく、これは適切なタイミングだったんだ。クラブが僕の手を離したことは、正しかったんだろう。

40歳までプレーしたいとは思っていない。僕がいま望んでいることは、マンチェスター・シティで自分に与えられた時間でインパクトを残すこと、そして次のステージでもそれを続けていくことだ」


【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名