9月10日、バルセロナの公式サイトはブラジル代表DFアドリアーノの記者会見の模様を掲載した。
アドリアーノは7月のメディカルチェックで心臓の異常が発見され、不整脈の治療のために手術を受けた。開幕を前にようやく練習に復帰することが出来、プレーにも何ら問題のない状況にまで回復したものの、やはりその時は恐怖を覚えたと明かした。
アドリアーノ
「自分が心臓に問題を持っていることが発覚した時、それは恐怖そのものだった。多くのことが頭をよぎった。ただ、状況を考えれば、確固とした保護の下にいることは理解していたし、信頼していた。それについて考えることは日が進むごとに少なくなって、今では元気になったよ。
問題は過ぎ去った。それを解決できたと思うし、完全に練習にも戻ることが出来た。またサッカーを楽しめることを期待している。
(ルイス・エンリケ新監督のチームについて)
今年はいいスタートを切ったと思う。体制の移行は迅速で、チームは良くなっている。今季は出来る限りの力を発揮し、いいサッカーが出来ることを願っているよ。
哲学はルイス・エンリケの下で大きく変わった。彼は多くの言葉を持っているし、それは我々にとっても良いものになっている。
彼は常に我々により多くを要求する。それとともに自信を与えてくれる。また、彼はクラブのことをよく知っている。それは良いことだね。
(新しい選手の加入について)
競争があるのはチームにとっていいことだよ。それは我々が常に100%集中していなければならないということを意味する。新しい選手が到着して、すべては変わった。我々の間での要求も変わったように思う。
彼らはタイトルを勝ち取りたいからここに来たんだ。それは我々全員にとって良いことさ。
(退団の噂について?)
この夏、他のクラブからのオファーは受け取っていた。しかし、僕は常にこのクラブに留まるつもりだという意向を明らかにしていたよ」